南北に長い日本には、それぞれの地域にその気候風土に応じて、四季折々の多様な景観が残っています。
また、現代は移動に時間をかけず、目的地に早く着くことができる反面、日本各地に残っている美しい風景や町並みなど見落としがちなのではないでしょうか。
フットパスは、そんなちょっと立ち寄ってみたい風景や町並みを「歩く」ことで体感し、日本の素晴らしさを再発見する活動です。
現在、700を越えるフットパスコースが全国にあり、コースマップを持って自由に歩いたり、地域の方々のイベントによるおもてなし、ガイドさんと一緒に歩くなど、多様な地域を多様な歩き方で楽しむ人達が増えています。
フットパス研究所は地域の良さを再発見し、更に磨き上げるため「フットパス」という世界共通のツールを使って、地域の元気づくりをお手伝いしています。
フットパスを導入したいという地域が全国的に大きなうねりを作っています。
私たちは次のコンセプトをもとに「歩く文化」を創造し続けます。
・歩く人達を歓迎する地域づくりを推進します。
・歩く人と地域を結び地域のファンを増やす取組を推進します。
・歩く人達が歩く地域を見つけやすくするための仕組を作ります。
・日本を再発見するイギリスのフットパスからの発展形を提案します。
*「フットパス」とは、イギリスを発祥とする『森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くこと【Foot】ができる小径(こみち)【Path】』のことです。
イギリスではフットパスが国土を網の目のように縫い、国民は積極的に歩くことを楽しんでいます。(日本フットパス協会HP)